新維管束植物分類表

書評

仕事柄、撮影した植物を資料写真として整理することが多いです。

今までは、wikipediaに記載されていたAPGⅣ分類体系を元に“科”ごとにフォルダを作って分類していたが、wikiの情報の間違えを見つけてしまいました。

当時は、何が間違いかもわからずネットの情報も見解がバラバラ。

持っている図鑑もAPG分類体系では無かったため、なにか基準が欲しくてAmazonでポチってしまいました。

植物を研究材料にしている人だったら1冊は、持っておいて損はないかと思います。

著者 米倉 浩司 氏

1970年生まれ。長崎県佐世保出身。

東北大学植物園助教 

栽培植物の和名と学名のデータベースである。“YList”の作者。
ちなみに、“YList”の“Y”は、米倉氏の“Y”とのこと。

こちらの“Ylist”もすごいので、ぜひみてほしい。
随時、更新いただけてるの、助かります。

内容構成について

書名の通り、PPGとAPGⅣに基づく分類表で、収録されている植物は、全世界84目478科と日本周辺とその周辺に生息する約3000種を収録されています。

属までの分類表と属以下の分類は、注釈が書かれています。

この注釈が、生息地と種数が書かれていてわかりやすい。また、現状の分類学的見解についても述べられているので、非常にわかりやすいです。

また、巻末に学名と和名の索引がついているので非常に使いやすい。

使い方

“学名を見つけるのってけっこうイライラすることありませんか?”

自分は、論文を読む際や植物園で撮影した写真を整理する際に、毎回この本を引きます。

和名がわかっている植物をネットや図鑑(特に古い図鑑)で引くと複数の学名が出てくることが多いです。
結局、どっちが正しいの?ってなることがある。

そういうときに、この一冊があれば、万事解決ってわけです。

みなさんも、一家に一冊 “新維管束植物分類表”

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