今は、ラウンジになってしまった三田のTSUTAYAの本棚でかなりオススメされていた一冊。
田町駅、三田駅は、慶応のお膝元で優秀な慶應生が何に関心があるのか気になって購入してみた。
初版が1998年とかなり古いのと、100ページぐらいのハードカバーとなっている。かなり薄い。
いわゆる腐朽の名作といわれる本だ。
私が持っている販売促進用の本の帯?全体に覆っているため二重カバー?には、ウィッシュじゃない方のDaigo氏が絶賛!「人生を変えるレベルの一冊!」と頭を指さしながらドヤ顔を決めている。
著者 ジェームズ・W・ヤング
詳しい経歴については、巻末にまとめられている。
1986年アメリカ、ケンタッキー州生まれ。1973年没。
当時のケンタッキー州では、なるべく早く社会に出て働くことが美徳とされていたため、雑誌の配達員、船舶会社事務員、速記者など様々な業種で若くから働いていたらしい。
そのうち、J・ウォルター・トンプソンに引き抜かれ、コピーライティングの道に進む。
ヤング氏の他の著作も調べてみたが、日本語に訳されているものは、広告マンバイブルという1994年出版の書籍しか見つからなかった。
こちらも今度購入して読んでみよう。
アイデアをつくる上で一番大切なこと
すべてのアイデアが作り出される方法に心を訓練する仕方であり、すべてのアイデアの源泉にある原理を把握する方法である。と著者は述べている。
ここまでの文章を読んで、おそらく知識を入れる際に個別の各論にとらわれることなく構造主義的な分析をしながら、知識の蓄積を行わなければならないということなのであろうと私は解釈した。
そのためには、個別の知識について整理をして分析を行うための手法を確立し、自分の中でルーチン化しなければならないと思う。
アイデアをつくる5つのステップ
著者は、アイデアのつくり方を5つの段階に分けて解説している。以下の通りだ。
- データ(資料)集め
- データの咀嚼
- データの組み合わせ
- ユーレイカ(発見した!)の瞬間
- アイデアのチェック
それぞれの項目について、個別に議論していこう。
データ(資料)集め
新しいアイデアは、既存のアイデアの組み合わせに過ぎないとの主張。
そのためには、現状あるアイデアの原理をいかに効率よくイップットすることをが求められる。
具体的な方法として、データ集めには、2つの方法が推奨される。
1つ目は、カード索引法だ。
調べた知識を3インチ✕5インチのカードにまとめてジャンルごとに保存しておく方法。
この方法の利点は、実施すれば具体的なカードと言う形が残る。また、ジャンルごとに整理して分ければ、必要なときに用意に取り出せる。
2つ目は、スクラップブック。
アイデアの源泉となるような本のコピー、雑誌、新聞などを切りにいて整理し補完しておく。
いずれにしてもこれらの方法は、手を動かしてアウトプットを出すというのが、これらの方法のミソだと思う。
データの咀嚼、組み合わせ
第一段階という泥臭い方法で集めたデータを今度は、熟成させる。
作ったスクラップ帳を眺めてみたり、つねにそのことを考えるとある時突然、ひらめきというものが起こると述べられている。
また、思いついたことが直ぐにアイデアに結びつかなかったとしても断片的な思案が浮かんでくることがある。
これを網ですくうようにカードに書き起こすと良いとも述べられている。
アイデアが生み出される瞬間
本書によるとアイデアは、リラックスしているときに生まれるらしい。
お風呂の中、喫茶店でコーヒーを飲んでいる際、寝起きなど
インプットを続けることは、大事であるがたまの息抜きをしながら、アイデアを生み出されう瞬間を待つと良い。
生み出されたアイデアを磨く
生み出されたアイデアは、ただのアイデアに過ぎない。生み出されたアイデア現実の世界に羽ばたかせなければならない。
そのためには、生み出されたアイデアを形にして、世の中に出していこう。
いいアイデアの特徴として、世の中に出した途端に他人にもっといいものに磨かれることがある。
自分でも常に改善点をさがして、それらを修正しよう。
まとめ
本書は、1時間くらいで読み切れる非常に薄い本だ。
しかしながら、アイデアが生まれる過程について詳細にかかれている。
データ集めなど泥臭い方法をこなしてこそ素晴らしいアイデアが生まれることが本書でわかった。
自分でもアイデアを生み出すためのルーチンを構成できたらなと思う。
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